吹き抜けには、シーリングファンがおすすめ!そのメリットと選び方

シーリングファンは、高い天井や吹き抜けのある部屋に設置されることが多く、そのスタイリッシュなデザインはリゾートホテルやカフェなどでよく見かけます。

見た目の美しさだけでなく、空調効率を高める効果もある優れものです。

この記事では、シーリングファンの効果や選び方について解説していきます。新築やリフォームを検討している方にご参考になれば嬉しいです。

 

■シーリングファンとは?

シーリングファンは、天井に取り付ける大型の扇風機で、吹き抜けや高い天井のある部屋でよく使用されます。

部屋全体の空気を循環させ、室内温度を均一に保つ役割を果たします。

最近では、おしゃれなデザインが増え、インテリアとしても人気が高まっています。

 

■シーリングファンの価格帯

シーリングファンの価格は、シンプルなタイプで1万円から5万円、照明器具付きのタイプで10万円から15万円が一般的です。

施工費用は、天井の高さや構造でも変わってくるので施工会社と事前にしっかり打ち合わせすることが大切です。

■吹き抜けにシーリングファンを取り付ける理由

  1. 快適な室温調整

シーリングファンは空気をかくはんすることで、室内の温度を均一に保つため、エアコンの効率が向上します。

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすい性質があるため、シーリングファンを使うことで快適な室温を維持できます。

また、エアコンの設定温度を低めに抑えることで電気代の節約にもつながります。

 

  1. スタイリッシュなデザイン

シーリングファンは見た目もおしゃれで、部屋のインテリアにアクセントを加えます。

ホワイトやブラックなど、さまざまなカラーがあり、リゾート風の洗練された雰囲気を演出することができます。

 

  1. 除湿効果

シーリングファンは部屋の空気を循環させることで、除湿効果も期待できます。

梅雨時や雨の日には、シーリングファンを回すことで洗濯物が早く乾くという利点もあります。

 

■シーリングファンの選び方

  1. 風向きの変更機能

シーリングファンは、回転方向を変えることで風向きを調整できます。

夏は下向き、冬は上向きに回転させることで、効率的に空調をコントロール可能です。

風向きの変更が可能なタイプを選ぶと便利です。

 

  1. モーターの種類

シーリングファンには、DCモーターとACモーターの2種類があります。

DCモーターは消費電力が少なく、静かで振動が少ないのが特徴です。

一方、ACモーターはデザインが豊富で、価格が安いのがメリット。

ご自身や家族のニーズに合わせて選択することが大切です。

高気密高断熱の家にこそシーリングファンを

高気密高断熱の家は、外部の温度変化を最小限に抑え、内部の空調効率を高める設計がされています。

しかし、この設計は室内の空気の流れが停滞しやすくなるというデメリットもあります。

シーリングファンを導入することで、室内の空気を効率よく循環させ、温度ムラをなくし、より快適な住環境を維持することができます。

高気密高断熱の家だからこそ、シーリングファンの効果が最大限に発揮されるのです。

 

■メンテナンスの重要性

シーリングファンは長期間使用するため、定期的なメンテナンスが必要です。

ほこりが溜まりやすいので、月に一度はハンディモップなどで掃除するのがオススメです。

掃除のしやすさも選定時のポイントです。昇降機能付きのタイプや2階から手が届く位置に設置することで、ストレスなくメンテナンスすることができます。

 

■小さい吹き抜けにも設置可能

シーリングファンは、大きな吹き抜けだけでなく、小さい吹き抜けにも設置できます。

壁からの距離や床からの高さなどの基準を守れば、小さなスペースでも問題ありません。

 

■まとめ

シーリングファンは、空調効率を高めるだけでなく、インテリアとしても魅力的なアイテムです。

福井で注文住宅や新築を検討している方は、ぜひシーリングファンの導入を考えてみてください。快適な住環境作りに役立つでしょう。