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こんにちは、建築士の片山です。

今日は、福井で新築住宅や注文住宅を検討中の皆さまに、間取りの考え方についてお話ししたいと思います。

間取りは、家づくりの最も重要な要素の一つです。

家族のライフスタイルに合った理想の住まいを実現するための参考になれば嬉しいです。

○間取りの基本と順番

間取りを決める際には、以下の手順を参考にすることでスムーズに進められます。

1.多層階か平屋かを決める

多層階住宅
メリット: 小さな敷地に多くの居室を配置可能。家族のプライバシーを確保しやすい。
デメリット: 階段の昇り降りが必要

平屋住宅
メリット: バリアフリーで家族のコミュニケーションが取りやすい。
デメリット: 少し大きめの敷地が必要。

2.ゾーニングを決める

ゾーニングとは、特定の活動や機能にスペースを割り当てることです。リビングはくつろぎ、寝室は休息、キッチンやランドリールームは家事に適した場所に配置します。

家族構成やライフスタイルに合わせて間取りを調整し、機能的で使いやすい住まいを目指しましょう。

3.動線計画を決める

動線計画は、住宅内での移動やアクセスのしやすさを考慮したデザインです。

良好な動線計画があると、住宅全体が使いやすくなります。

例えば、主要な家事動線には不要な障害物がないように配置し、水回りを1箇所に集約することで家事の効率化が図れます。

 

○住宅間取り計画のコツ

1.水回りをまとめる

水回り(キッチン、洗面脱衣室、浴室、トイレ)は1箇所にまとめて配置すると、効率の良い間取りになります。家事の動作もスムーズになり、生活の利便性が向上します。

2.収納スペースを広く

広い収納スペースは住宅の機能性を向上させます。シューズクローク、パントリー、ウォークインクローゼットなどを設けることで、整理整頓がしやすくなります。生活スペースから物が減るので見た目的にもスッキリするのもメリットの1つです。

 

○可変性のある間取り

最近は、家族構成やライフスタイルの変化に柔軟に対応できる間取りが人気です。子供の成長や親の同居など、将来的な変化に備えて間取りを調整できるような設計はオススメです。

 

○風水はあくまでも参考として

風水に基づいた間取りや配置も悪くはありません。ただ、風水に寄り過ぎてしまうと間取りの自由度がどうしてもなくなってしまう可能性もありますので注意が必要です。ご自身にとっての優先順位を決めて住宅会社や設計士に相談することが大切だと思います。

○まとめ

間取りの計画は楽しい反面、悩むことも多いものです。新築住宅の計画を立てる際には、ぜひ専門家のアドバイスを受けながら進めることをおすすめします。今の暮らしかた、10年後の暮らしかた、20年後の暮らしかた。家づくりは一生に一度と言われています。後悔のない家づくりができることが一番大切なことだと思います。

 

○福井で新築住宅・注文住宅をお考えの方へ

i formでは、福井で新築住宅や注文住宅を計画する皆さまに最適な間取りプランをご提案しています。

お客様のライフスタイルに合わせた機能的で快適な住まいをお考えでしたらぜひ当社に相談ください。

なお、当社ではしつこい営業などは一切行っておりませんのでご安心ください。

工務店や住宅会社探しは、結婚相手を探すようなものだと思っています。お互いに無理をして契約しても何も良いことはありません。当社がどのような考え方で家づくりをしているかを知っていただくことから始めてもらえたら嬉しいです。